肩や首筋、胸元や背中まで、まだら模様になる花弁状色素斑(かべんじょうしきそはん)は
老人性花弁状色素斑と光線性花弁状色素斑があります。
老人性花弁状色素斑
過去に紫外線など光をを浴びすぎて、肌にダメージが蓄積していき加齢によって異常化したメラノサイトが、メラニン色素を大量に作る事で起こります。
光線性花弁状色素斑
日光を浴びすぎたり日焼けあとに、炎症が起きて皮膚細胞に異常が起こりメラノサイトがメラニン色素を大量に作る事で起こります。
どちらも紫外線が原因なので、日ごろのケアと予防が大事です。
老人性花弁状色素斑は、
若い時は大丈夫だと思い、紫外線へ対する油断でケアを怠り後悔する事になります。
紫外線を浴びるとメラニンができる理由は?
紫外線を浴びると、細胞に活性酸素が発生します。活性酸素が皮膚細胞へダメージを与え炎症を引き起こし、細胞が異常になっていきます。

異常を起こした細胞がメラニン色素を大量に作りだすようになります。
紫外線はシミなどいがいにも、たるみ・しわの原因にもなります。
紫外線は何者?
地上に降り注ぐ紫外線は殆どがUV-AとUV-Bの二種類です。UV-Bは肌の表面に作用し日焼けや皮膚がんを引き起こす紫外線です。
UV-Aは殆ど日焼けさせない紫外線で、皮膚の真皮も貫通し、皮膚内部まで細胞損傷を起こさせます。
UV-Bはガラスや服などで遮断できますが、UV-Aはガラスも服も日傘も貫通してきます。
UVカット加工されている商品を買う事で紫外線を防ぐ事が出来ますが、
日傘だけでは紫外線が地面や壁、窓を反射し、体に紫外線をあててしまうので、
効果はあまりありません。
(海や雪で日焼けするのと同じ現象です。)
UVカットのクリームや美容液の表示
SPFの表示って何?基準は?UV-Bをカットする物質
SPFの数値は、UV-Bをあてて赤斑が出来るまでの時間(倍数)が書かれています。何もしていない状態でUV-B紫外線を60分浴びて赤斑が出来るとします。
SPF15のクリームを塗っていたなら、60分の15倍900分(15時間)て赤斑が出来ると言う事です。
実験での数値なので、クリームなら、かなりの量を使っています。
通常塗る3倍くらいは塗っています。
クリームは、汗や摩擦で剥がれ取れてしまうので、SPF50のクリームを薄く塗るより、
SPF15のクリームを分厚く塗った方が短期効果は高いそうです。
(試験の誤差がありSPFが30以上の製品にはあまり違いが無いとも言われています)
PAの表示って何?基準は?UV-Aをカットするをカットする物質
PAの+表示は、UVAPF(旧名称:PFA)の数値によって+の数がきまります。+を表すUVAPFの数値は
2 以上 4 未満 PA+
4 以上 8 未満 PA++
8 以上 16 未満 PA+++
16 以上 PA++++
になっています。
UVAPFの数値は、
(製品を塗った部分のMPPD)÷(塗ってない部分のMPPD)
で求められます。
MPPDの数値を出すには、
紫外線UV-Aを皮膚に照射し、UV-Aの照射を止めても、黒化反応が数時間持続します。
2~4時間後に黒化が認められた最小のUV-A量の事です。
イメージで言うと、
PA+は、UVAを半分から1/4に
PA++++は、1/16にするといった感じです。
夏のUVA量が大体1000KJ/㎡程度なので、62.5KJ/㎡になる感じです。
ちなみに、冬場でもUVAは500KJ/㎡もあります。
UVカットする日傘や服にSPFとPAの表示が無い
UVカット機能がついた繊維などにはSPFやPAの表示はされていません。赤外線~可視光線~紫外線まで
広範囲の波長にわたって光を遮断しています。
UVAをカットする物なら、ガラスや服でも遮断できるUVBを必然的にカットしているので、
表示は必要ないと言えます。
ただし、効果は2年くらいしかありませんので、2年ごとに買い替えが必要です。
UVだけをカットすれば良いの?
肌に悪影響のある光は紫外線の他に、近赤外線にも悪影響があると近年分かってきました。近赤外線は老化物質のAGE(終末糖化産物)を生成させます。
近赤外線は波長が長く、深い場所まで届く光です。
透視撮影で赤外線カメラってj聞いた事が無いですか?
服を透けさせる対象物に赤外線を照射し、
赤外線に反応するレンズをつけたカメラの事です。
赤外線は服を貫通し、さらにカメラまで光が届き撮影できるだけの反射をする(服を二回通過)透過力を持っています。
当然、普通のシャツや普通のUVクリームでは防げません。
独自の新処方で赤外線・近赤外線をブロック。
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近赤外線からも保護するには?
厚手の服をきるか重ね着する事で、近赤外線から保護する事が出来ます。背中なら、必ず、UVカットのインナーやキャミソールを着る事で光の光ダメージを凄く減らす事が出 来ます。
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近赤外線も紫外線も、活性酸素による炎症とAGEが原因でシミが出来るので、
抗酸化物質を用いると、肌劣化やシミを軽減する事が出来ます。
代表的な物に、ビタミンCやビタミンE、緑茶に含まれるカテキンなどがあります。
肌に浸透しやすいビタミンC誘導体は、美白効果もあります。
花弁状色素斑を現状のままほっておくと、どんどん色濃く範囲も広がるので、早期ケアが必要です。
まとめ
- 背中や肩にできるシミ(花弁状色素斑)は紫外線などにより、活性酸素が皮膚を攻撃して、皮膚が老化(劣化)を起こすから。
- 数年~数十年を経て、シミ(花弁状色素斑)は出てくる事が多い。
- 紫外線には、UVAとUVBがあり、どちらも皮膚を劣化させ、シミや黒斑の原因になる。
- UVBは曇りやガラス窓で軽減できるが、UVAは軽減率が少ない。
- UVBは夏と冬では5倍(5KJ/㎡~25KJ/㎡)の差があるが、UVAは5000KJ/㎡~1000KJ/㎡の差しかない。
- UVBをカットするSPFが表示されたクリームは多いが、UVAをカットするPA表示のある物を選ぶ事。
- SPFの数値は効き目の強を書いているのではなく、効果持続時間を書いている。
- UV(紫外線)だけではなく、近赤外線も肌にダメージを与える。
- 近赤外線をカットする機能がついた美容液やクリームを利用する。
- UVカット加工されたインナーやキャミソールなどを着用すると紫外線、近赤外線を効果的に防げる。
- ビタミンC誘導体の入ったクリームを使い、抗酸化物質の入ったサプリメントを飲む事でケアができる。
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