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背中のニキビ跡を消すには

ニキビによる炎症がおさまったあとも、キズとして残ってしまったものがニキビ跡。

長期に渡って痕が残るため、ニキビそのものよりやっかいです。

では、ニキビ跡はなぜ、どのような仕組みでできるのでしょうか?










目次
ニキビ跡はなぜできる?

ニキビ跡の種類
1.赤みが残ってしまったもの
2.紫色や茶色のシミとして残ってしまったもの
3.クレーター状の凹凸が残ってしまったもの

ニキビ跡を治すにはどうしたらいい?
1.赤みがあるニキビ跡の改善方法
2.紫色や茶色のシミとなったニキビ跡の改善方法
3.クレーター状の凹凸になってしまったニキビ跡の改善方法

ニキビ跡はなぜできる?

アクネ菌


毛穴に皮脂が増えると、その皮脂をエサにしてアクネ菌が増えます。

アクネ菌はどんな人の体にもいて、肌のうるおいを保ち、健康を維持する役割をもつ常在菌です。

アクネ菌は、食べた皮脂をリパーゼという物質で、過酸化脂質に変えます。

この過酸化脂質が、毛穴の炎症を引き起こし、ニキビとなります。


アクネ菌は、皮脂を食べると、皮膚の表面にポルフィリンという物質を出します。

このポルフィリンは、紫外線にあたると、活性酸素を出して皮膚を酸化させ、ニキビによる炎症をさらに悪化させます。



また、黒褐色の色素まで作り出し、この色素がうまく排出されないと、肌に残って色素沈着し、シミのようなニキビ跡になります。

アクネ菌は、皮脂腺など毛穴周辺の組織を破壊する物質も出すので、
ひどくなると皮膚がえぐれたようなクレーター状のニキビ跡になってしまいます。

マラセチア菌


マラセチア菌が原因でニキビができる場合もあります。

マラセチア菌もアクネ菌と同じく皮脂が大好物で、どんな人の体にもいる常在菌で、カビの一種です。

フケの原因菌でもあります。

皮脂を食べて毛穴に炎症を起こす遊離脂肪酸という物質に変え、

この物質が皮膚の組織を壊し、ニキビ跡ができます。

ニキビ跡を治すにはどうしたらいい?

ニキビ跡の種類

主に3つの種類に分類されます。
1.赤みが残ってしまったもの
2.紫色や茶色のシミとして残ってしまったもの
3.クレーター状の凹凸が残ってしまったもの

1.赤みがあるニキビ跡の改善方法

ニキビによる炎症によって破壊された細胞を治そうとして毛細血管が増え、そこにたくさんの血が流れるので、赤く見えます。

このタイプのニキビ跡には、ビタミンCが効果的です。

ビタミンCには強い抗酸化作用があり、
アクネ菌が出した活性酸素が紫外線にあたることにより皮膚を酸化させて起こるニキビの炎症をしずめます。

しかし、ビタミンCは、熱に弱く、酸化しやすく、水に溶けやすい水溶性ビタミン。

皮膚の表面にある角質層は、水溶性物質をはじく性質をもっていることから、そのままのビタミンCでは肌に吸収されにくいです。

また、ビタミンCを含む食べ物には、ニキビとニキビ跡を悪化させる原因となる「紫外線」を吸収しやすくする光毒性物質ソラレンという物質が入ってるものが多いです。

このような点から、食べ物で摂取するより「ビタミンC誘導体」の製品を利用するのがよいでしょう。

肌の内側に浸透しやすい物質を化合させてあるので、効果が高く、保存がききます。

一般的に評価が高いものは↓です。

VC100エッセンスローション 150ml



オバジC20セラム 15ml



VCシリーズ  ビタミンc誘導体配合化粧水 VCローション 150mL


しかし個人差があり、売れているものが最適とはかぎりません。
色々ためして自分の肌にあうものを探しましょう。

赤みは、肌の新陳代謝(ターンオーバー)によって自然と薄くなっていくのが通常ですが、
ターンオーバーにより肌が生まれ変わるまで、最低でも28日はかかります。(期間には個人差あり)

今すぐ治したいと思っても無理なので、根気よくケアしましょう。

2.紫色や茶色のシミとなったニキビ跡の改善方法

紫色のシミは、炎症で傷ついた毛細血管から血がにじみ出し、その血液に含まれるヘモグロビンが酸素を失って変色したもの。アザと同じような状態です。

茶色のシミはメラニンによるもの。
メラニンとは、紫外線に弱い細胞の中にある核を保護するため、傘のような役割をしている色素のことです。

ニキビの炎症によって肌がダメージを負ったり紫外線をあびたりすると、表皮(皮膚の1番外側)の底に存在するメラノサイトという色素細胞が、このダメージから肌を守ろうとして、メラニンをたくさん作り出します。


*肌の構造

肌は表側から表皮、真皮、皮下組織の3層から成っています。


・表皮
皮膚の1番外側。
厚さはわずか0.3mm程度。

・真皮
表皮の下にある。
7割がコラーゲンでできており、肌の弾力やハリを支える役割。


・皮下組織
皮下脂肪が大部分を占め、表皮と真皮を内側から支えています。


通常、古くなったメラニンは、肌の新陳代謝(ターンオーバー)によって自然と押し出され、垢となってはがれ落ちますが、代謝のサイクルが遅くなると皮膚の中に残ったままになってしまいます。

シミの原因は、この皮膚の中に留まってしまったメラニン色素による色素沈着なのです。




このタイプのニキビ跡も、1の赤みがあるニキビ跡と同じく「ビタミンC」が効きます。

ビタミンCは、炎症を抑えるだけでなく、皮膚の表面を健康にし、メラニン色素が産み出されるのを抑制する働きをもっているからです。

マウス実験結果
ビタミンCの欠乏により表皮が萎縮、紫外線の照射により表皮全体に大量のメラニン色素沈着が認められた
ソース:東京都健康長寿医療センター
http://www.tmghig.jp/J_TMIG/release/release240424.html

表皮の底に存在する色素細胞メラノサイトは、チロシナーゼという酵素をつかって、チロシン(アミノ酸)をメラニンに変えるのですが、ビタミンCはチロシナーゼを阻害するので黒い色素ができなくなるのです。

また、ビタミンCは、酸化により黒くなったメラニン色素を無色にする色素還元作用も持っています。
つまり、できてしまったシミを薄くするのです。


シミになるタイプのニキビ跡には、ピーリングも効果的

ピーリングは、古い角質を落とし新しい細胞に入れ替わるよう、肌の新陳代謝を促すケア方法です。

しかし、やりすぎに注意。

強い刺激を受けると、肌を守ろうとして角質(表皮の上の部分)が硬くなり、
皮脂が毛穴の中にたまりやすく、ニキビができやすい肌質になってしまいます。

ピーリングは酸で皮膚を溶かす手法なので、美容皮膚科に行くのが安全ですが、高額なので↓のような自宅ケア剤もあります。


クレンジングリサーチ ソープ 100g



anela アネラ マナソープ(AHA7%) 100g MANA100



アイナソープ400


ジェルタイプ、クリームタイプなど色々な種類がありますが、洗い流す石鹸タイプなら肌をこすらずにすみ、刺激が抑えられます。

*炎症をおこしている皮膚にピーリング剤を塗ると悪化させることがあります。

自分の経験では、濃度の高いものを使用すると、健康な肌でも、皮膚が薄くなるのか、すこし服にこすれただけで、そのピーリングした部分が痛くなることがありました。

ですので、濃度の低いものを使い、肌が回復するのを待って、また使う、という方法をおすすめします。

長い時間がかかりますので根気が必要ですが、キレイにはなります。

↑で紹介したものは一般的に評価が高い商品ですが、個人差がありますので、少量少範囲からためしたほうがよいです。

シミになるタイプのニキビ跡は、ターンオーバーによって自然に消えるのが通常ですが、新陳代謝の乱れなどにより、半年以上の長い時間がかかる場合も。

あきらめずにケアを続けましょう。

紫外線に当たるとメラニンが増えます。

ニキビ跡を悪化させないため、紫外線に当たらないようにするか、できなければUVケアをしましょう。


ニキビ跡を今すぐ消したい方はファンデーションでごまかす方法もありますが、
すでに細胞が傷ついた状態なので、なるべく刺激を与えないようにすることが大切です。

そのためには、油や界面活性剤、シリコンなどが含まれていないミネラルファンデーションがオススメ。

一般的に評判のよいファンデは↓です。


オンリーミネラル ファンデーション 5 ライトオークル 10g



ナイトミネラルファンデーション 5g


【ミネラルパウダリーファンデーション】 (オークル)


シミをしっかり隠したい方は、↓が評判良いです。


資生堂 スポッツカバーファンデーション H100


あざや傷跡などを隠すために開発されたファンデです。

肌質には個人差がありますので、自分に合った化粧品を探しましょう。

3.クレーター状の凹凸になってしまったニキビ跡の改善方法

毛穴とその周囲の強い炎症により 皮膚組織の深いところが破壊され、クレーター状に凹んでしまったタイプのニキビ跡は、自力での治療が困難です。

皮膚は内部にあるコラーゲンを使って修復を行いますが、そのコラーゲン組織が破壊されてしまった状態で、自然に治ることはありません。

美容皮膚科のケミカルピーリングやレーザー治療でなどありますが、完全に元に戻るのは難しく、費用が高額です。

炎症が長引き、皮膚がコラーゲンを作りすぎて凸型に張り出てしまったタイプのニキビ跡は、凹み型より治療が難しいようです。

手術しても再発率が高く、手術前より症状が悪化するケースもあるようです。

肌状態が悪くなってはじめて、初期段階でのケアや日ごろのスキンケアがいかに重要だったか気が付くものですね・・・。

私も、治らない跡もあると知って、放置していたことを後悔しました。



この記事が皆様の美肌への道の一助になれば幸いです。



※この記事の内容には個人差があり、2016年8月時点での情報にもとづいておりますのでご了承ください。


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